2025.11.18 日刊工業新聞にコスモエネルギーホールディングス社との協業に関する記事が掲載されました。

コスモエネルギーホールディングスが当社と協業し、食品加工残さからバイオエタノールを製造する技術を開発するとして掲載されています。
記事では、当社が非可食となっている茶・コーヒーなどの植物から肥料やたんぱく質の有効成分を抽出する技術を開発しており、抽出後のセルロース系繊維をコスモエネルギーホールディングスが糖化・発酵させ、エタノールを製造するとしています。また、抽出後のセルロースは糖化しやすい状態であることも特徴の一つであり、糖化やその前処理技術にかかるエネルギーを削減でき、経済性を高められるとしています。
すでに実験室レベルで有効成分の抽出やエタノール製造に成功しており、今後は当社が複数の食品・飲料メーカーと連携し、2026年度中にも食品工場内で小型実証機による試験稼働を行う予定。コスモエネルギーホールディングス社は、「既存の技術を活用するだけで済む」(新エネルギー事業統括部)と述べています。同社は、食品・飲料メーカーとの事業化合意を持ちつつ、早ければ2027年度中の商用化と自動車用燃料などへの展開を目指すとしています。

提供 日刊工業新聞
2025.11.18_日刊工業新聞掲載_食品残さ エタノールに.

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